矢野経済研究所は、「国内太陽光発電システム市場に関する調査結果2011」を発表した。2010年度の国内太陽光発電システム市場は6553億円で前年度比169.9%と、2009年度の3856億円から1.7倍に拡大した。2009年度以降、中国・韓国メーカーを中心とした海外太陽電池メーカーの参入により、国内太陽発電システムの導入量1125MWのうち146MWが海外メーカー製太陽電池モジュールを採用した。
2009年11月に開始した余剰電力買取制度や、2012年度に開始される予定の再生可能エネルギー電気の全量買取制度により、2011年度以降も市場は急拡大すると予測。2015年度は1兆4797億円に拡大するものと予測している。
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