大和ハウス工業(本社:大阪府大阪市)は、2.5kWhの家庭用リチウムイオン蓄電池、HEMS(ホーム・エネルギー・マネジメント・システム)、3.5kWの太陽光発電システムを搭載したスマートハウスの第一弾商品として「スマ・エコ オリジナル」を10月1日に発売する。
昼間は太陽光でつくった電力を家庭内で使い、余剰電力を売電。夜間は深夜電力を蓄電池でたくわえ、蓄電した電力を昼間優先的に使うことで、電力購入量を最大2kWh、年間光熱費に換算すると約27万円も削減できるという。
また、充電・放電のタイミングや時間帯を経済メリットが出るように蓄電池をコントロール+見える化する「D-HEMS」を業界で初めて搭載。モニターには「iPad」を採用した。
同社は、2020年までにCO2排出量ゼロ、光熱費ゼロとなるエネルギー自給住宅をめざす「Smart xevo Eco Project(スマート・ジーヴォ・エコ・プロジェクト)」に昨年7月から取り組んでいる。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。