住宅生産団体連合会(住団連)は、2004年1−3月期の住宅景況感調査をまとめた。前年同期と比べ、総受注戸数はプラス22ポイントと4四半期連続、総受注金額はプラス16ポイントと5四半期連続で上回った。またあわせて聞いた04年度の新設住宅着工戸数の予測は平均で113・6万戸と、前回の調査(112・2万戸)の1.2%増となった。
この調査は、住団連の法人会員17社に対して行ったアンケートを元に、受注戸数や金額が「前年同期より良い」とした割合から「悪い」とした割合を差し引いた値を指数化したもの。
戸建てでは、注文住宅が都市部の住宅需要回復で受注戸数がプラス18ポイント、受注金額がプラス16ポイント。分譲も「若年層の動きが良く」9四半期ぶりにプラスに転じた。
04年度4−6月期見通しは、総受注戸数がプラス38ポイント、金額がプラス28ポイントと大幅プラスを予測。「新商品を軸に受注拡大」「戸建て注文住宅の牽引により前年比増」と、各社とも強気を見せている。
■住宅生産団体連合会 TEL:03-3592-6441
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