経済産業省は、2019年度内にボード品の硬質ウレタンフォーム断熱材2区分を建材トップランナー制度の対象に組み込む。目標年度は2026年度。対象の硬質ウレタンフォーム断熱材(ボード品)は、一般住宅・建築物の天井や壁、床に使用する「2種」と共同住宅等の屋上防水断熱に使用する「3種」の2区分。「2種」の目標基準値は、熱伝導率0.02216W/(m・K)で、「3種」は0.02289W/(m・K)とする。
施工現場で発泡後硬化させる硬質ウレタンフォーム断熱材(現場吹付け品)は、2017年に準建材トップランナー制度の対象になっている。断熱性能の目標年度は2023年度。
建材トップランナー制度とは、製造・輸入事業者に対し、設定される目標年度までに一定の基準をクリアすることを求める制度。
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