国土交通省は9月20日、木造建築物の普及に向けた先導的な設計・施工技術の導入を支援する「2011年度木のまち整備促進事業」の対象プロジェクトを発表した。9件の応募があり、4件が選ばれた。
同事業は、大規模建築物の木造化・木質化を進めることで、再生産可能な循環型資源である木材の利用を促進することが目的。先導性、モデル性の高いプロジェクトを選び、設計や建築にかかる費用の一部を国が補助する。
提案のタイプには、木造化と木質化の2種類があるが、今回、採択されたプロジェクトはすべて木造化提案だった。採択プロジェクトは以下の通り。
- 「山王 HOUSE PROJECT」(東京都大田区)/個人
- 「(仮称)サウスウッド新築計画」(神奈川県横浜市)/横浜都市みらい
- 「ミサワホーム事務所ビル新築工事」(静岡県静岡市)/ミサワホーム、ミサワホーム総合研究所
- 「(仮称)サービス付高齢者賃貸住宅ふたば建設工事」(三重県松坂市)/キハタトレーディング
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