女性マーケティングのハー・ストーリィ(東京都港区)はこのほど、世帯で購入する49品目について、家庭内の誰の意見で購買決定するかを全国既婚女性500人にアンケート調査し、その結果を発表した。妻の購買決定率が夫の購買決定率より高い品目は49品目中31品目(63.3%)、夫の購買決定率の方が高い品目は7品目(14.3%)だった。
家庭内で使う23品目のうち、妻の意見で購入決定しているのは14品目。住宅関連の支出は夫の影響が大きいが、賃貸・増改築・リフォームについては妻の意見が4割近かった。車については、妻が主に使用する車への夫の意見に対して、夫が主に使用する車への妻の意見の割合が高かった。ペットに関する支出は、妻の意見で決定するという回答が8割近かった。
親に関する支出では、妻の親に関する支出は妻の意見、夫の親に関する支出は夫の意見で決定する一方、妻の親に関する支出の夫の意見は2.5%、夫の親に関する支出の妻の意見は30%となり、親についての支出は妻の意見が大きかった。
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