ハイアス・アンド・カンパニー(東京都港区)は、同社が本部となり全国でネットワーク展開する地盤改良の「HySPEED工法」について、2011年3~8月までの施工実績が前年同期比の約1.8倍にのぼったと公表した。累計棟数は今年7月末で8000棟を突破した。
同工法は、東日本大震災の影響で液状化現象が著しかった千葉市美浜区において、一般住宅だけでなく公共施設の一部建て替え工事にも採用されるなど、公共・民間どちらからも液状化対策としての認知・受注が広がった。
本部への液状化対策の設計依頼も、震災後1カ月で4倍に増加。同社運営のWEBサイト「地盤.jp」へのアクセスを震災前後の4カ月で比較したところ、震災後(3~6月)は約1.5倍増えたという。
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