マーベックス(大阪府東大阪市)は、同社が販売する住宅向けの全熱型換気システムの最新機種「澄家EcoーS」をこのほど発売する。
床下設置型による地熱利用、季節に応じて第三種と第一種のシステムを自動切り替えする機能に加え、新型では、熱交換素子を従来の立方体から六角形にすることで、気流の圧力損失を低減。吸湿処理を施した和紙を採用することで湿熱交換率も改善した。
熱交換効率は120立米/時(延床面積約30坪)の場合、暖房時で89・9%、冷房時で87・2%を実現する。
システム価格を「20万円から」に抑えることで、第三種換気システムに代わる熱交換型換気システムの市場獲得をねらう。
製品は9月28日から開催するジャパンホーム・ビルディング・ショーに出展する。
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