住宅金融支援機構(東京都文京区)は、自宅を貸した家賃収入を住宅ローンの返済に充てられる「家賃返済特約付きフラット35」の取り扱いをスタートした。
この「家賃返済特約」とは、住宅ローンの返済が困難になり、一定の条件を満たす場合に適用されるもの。
同機構が返済期間の延長と返済月額の減額を行ったうえで、住まい手は融資住宅を「住宅借上げ機関」に賃貸、その賃料収入を住宅ローンの返済に使うことができる。9月16日時点において同機構が承認した住宅借上げ機関は、一般社団法人 移住・住みかえ支援機構のみ。
なお、特約の取り扱いを実施する金融機関は、SBIモーゲージと日本住宅ローンの2社(9月16日現在)。
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