室内ドア専門メーカー、神谷コーポレーション湘南(神奈川県伊勢原市)は、「フルハイトドア」の特徴である高いデザイン性と開放感に加え、重厚感や高級感の体感のため、8月9日の見積もり分から扉の厚さを国内メーカー品最大級の40mmへ変更した。
今回、重厚感や高級感の体感のため、厚みを36mmから世界的な基準である40mmへと変更。ドアの厚みが増したことで、熱を照射し、強制的に反りを発生させる過熱照射試験で、反り性能が高まったことを試験で実証した。1m2あたり700キロカロリーの熱量を3時間ドア全体に照射する試験で、一般的なドアが約15mmの反り量だったのに対し、フルハイトドアでは約5mmと3分の1程度に抑えられた。さらに6時間後には反り量が0mmに戻ったという。
●反り量の比較
同社は、天井まで届く2400mmの高さのフルハイトドアを2005年に発売。2017年には、2700mmサイズを発売するなど、「ハイドア」カテゴリーの商品の拡充を図っている。
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