国土交通省が7月31日発表した6月の新設住宅着工戸数は、前年同月比0.3%増の8万1541戸となり、3カ月ぶりに増加した。貸家は減少したが、持家と分譲住宅で増加した。季節調整済み年率換算値は、前月比2.4%増の92.2万戸でこちらも3カ月ぶりの増加となった。
利用関係別戸数は、持家が2万8394戸、前年同月比12.9%増で9カ月連続の増加となった。消費税率引き上げに伴う経過措置期間に受注した物件の着工が始まったものとみられる。
貸家は3万645戸、前年同月比12.2%減で、10カ月連続の減少。分譲住宅は2万1870戸、同7.8%増で3カ月ぶりの増加となった。マンションは8597戸で同4.2%増、一戸建て住宅は1万3096戸で同10.0%増となった。
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