積水化学工業(東京都港区)住宅カンパニーは、多発する大規模自然災害に備えるスマートハイムのレジリエンス機能を強化する。大規模災害時でも在宅避難を可能にするための備えを新築戸建全商品に採用し、7月26日に全国で販売開始する。
今回のレジリエンス機能強化では、電気自動車(EV)と太陽光発電(PV)の系統連携システム「VtoHeim」と接続できる対応車種を拡大するほか、EV、PV、蓄電池が連携する「スマートハイムTB」シリーズの蓄電池のパワーコンディショナーを2階バルコニー面に設置できるようにする。さらに、建物の基礎内の床下スペースに自社製「飲料水貯留システム」を設置することで、断水時でも24リットルの飲料水の確保を可能にする。
同社は今後、太陽光発電システム、蓄電池またはVtoH、飲料水貯留システム等に関し、減災のためのパッケージとしての販売を計画する。
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