積水化学工業住宅カンパニー(東京都港区)は、地震や台風、豪雨などの大規模な自然災害に対応するスマートハウス「スマートハイム」の機能強化した自給自足住宅システム「VtoHeim(ヴィツゥーハイム)」を7月26日から全国で提供する。
自然災害時に在宅避難できる機能として、移動手段、電気、水を確保する設備を強化したのがVtoHeim。電気自動車と接続できるVtoHスタンドと4~8kWhの蓄電池、トライブリッドパワコンの3点セットと飲料水貯留システムが主な設備になる。
VtoHeimと接続できる対応車種が増えてたほか、蓄電池やパワコンの設置範囲が2階等に増え、断水時でも飲料水24リットルが確保できるようになった。2019年5月に発売されたトヨタ自動車の電気自動車にも接続が可能。飲料水貯留システムは台所もしくは洗面所に設置し非常時に取水することができる。
VtoHeimの販売価格は3.3m2あたり75万円以上。販売目標は、VtoHeimが新築戸建て住宅で年間200棟、飲料水貯留システムが年間500棟。
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