矢野経済研究所(東京都中野区)では今年6~8月、ホームセキュリティなどの生活支援サービスに関わる事業者を対象にした市場規模調査を行った。
それによると、見守りサービスの2010年市場規模は118億900万円にのぼった。見守りサービスとは小型端末により遠隔地にいながらひとやペット、家財の異常を察知するシステム。単身世帯の増加を受けて市場が拡大傾向にあることから2011年は119億2800万円(前年比101.1%)と予測する。
また、家事代行サービスの2010年市場規模は644億3500万円に。家事はプロに任せるという定期利用者だけでなく、ギフトや必要時だけの単発利用者による市場拡大を見込み、2011年は657億5000万円(同102%)と予測した。
調査資料「2011年版 住まいと生活支援サービスの実態と将来展望」はA4・285頁で税込9万9750円。
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