大和ハウス工業(大阪市)は、2021年度を最終年度とした環境行動計画「エンドレスグリーンプログラム2021」ならびに社会性中期計画「エンドレスソーシャルプログラム2021」 を策定した。
「エンドレスグリーンプログラム2021」では、新たに海外も含めた全グループ会社を対象に、「環境と企業収益の両立」に向けて、「グループ・グローバル・サプライチェーン一体での環境経営の推進」をさらに加速し、なかでも脱炭素化に重点を置いて取り組みを進めるとする。主な目標として、エネルギー効率1.4倍(2015年度比)、再エネ比率(利用率)85%(3%)、温室効果ガス排出量35%削減(2015年度比)を掲げる。
「エンドレスソーシャルプログラム2021」では、同社グループにおけるESG(環境・社会・ガバナンス)のうち、「S」(社会領域)に関して、イノベーション基盤や人材基盤といった「6つの基盤の強化」と16の課題を設定。長期視点で社会変化を見据えて、各基盤を強化することで、「経営基盤の構築」や「ステークホルダーとの関係性強化」を図り、サステナブル経営を実現するとしている。主な目標として、従業員全世代の「働きがい」に関する実感度80%、施工現場の4週8休達成率100%、顧客基盤を活かした受注率70%を掲げる。
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