埼玉県のビルダー・㈱アキュラホーム(さいたま市・宮沢俊哉社長)がネットワーク展開するアキュラネットは、「家づくりプロジェクトVol10」キャンペーンを昨年の9〜12月まで実施。この期間中に木造注文住宅を818棟受注し、このうち新発売の企画住宅「陽向家(ひゅうが)」を111棟受注した。
「陽向家」は、太陽光発電+オール電化システムを採用しながら、坪単価29・8万円という機能・価格ともにインパクトのある住宅。「太陽光発電を搭載した住宅としては、中堅ハウスメーカーの受注件数のほぼ1年分にあたる」(同社)といい、搭載率は約13%にのぼった。
また、「第一次取得者層だけでなく、50〜70歳代の老後の生活を検討しているリタイヤ層・建替え層からの問い合わせが半数を占めた」(同社)という。同社では、低コストというだけでなく【1】将来的な生活コスト、【2】火を使わないオール電化仕様、【3】環境面への配慮から「陽向家」への注目が高まったとみている。
なお、今年1月〜2月29日までは、無垢材を多用した「陽向家ナチュラル」と、浴室暖房換気乾燥機+床暖房を装備した「陽向家アメニティ」の新モデルを発売している。いずれも限定各100棟で、29・8万円に数万円を上乗せすればグレードアップできるというもの。
同社では、これらの住宅商品の発売を機に「地場の工務店やビルダーのなかでも太陽光発電の採用が進むのでは」と話す。
■ アキュラネット事務局 TEL:048-631-2337
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