リビタ(東京都目黒区)は、築28年のメゾネット型集合住宅を一棟リノベーション分譲マンション「リアージュ砧テラス」(東京都世田谷区)として再生したと発表した。
「リアージュ砧テラス」は、メゾネット住宅36戸を、ランドスケープから住戸・コンセプトルームの家具までトータルデザインしたリノベーション物件。住戸面積は平均100平方メートルを超えており、全住戸に専用庭またはルーフバルコニーが付いている。事務所やアトリエなどとの兼用住宅も可能な用途特性を活かした「これからの暮らし方」を、コンセプトルームのイベントなどを通して提案していくとする。
ランドスケープは、建物の間に中庭「ガーデンパッセージ」を配置。外構にあった既存のガラスブロックを取り払いルーバーフェンスで外と内を緩やかにつなげた設計とし、家の中からもルーフバルコニーや専用庭・中庭を通して、四季の移ろいを感じられる豊かな住まいを実現したという。
オリジナルの家具は、同プロジェクトのデザイン監修を行った「芦沢啓治建築設計事務所」と、デンマークの建築・デザインスタジオ「NORM ARCHITECTS」がデザイン、家具メーカーの「カリモク家具」が制作したという。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。