国土交通省は、2019年度サステナブル建築物等先導事業の「気候風土適応型」と「省CO2先導型」の第2回提案募集を開始する。
「気候風土適応型」は、地域の気候風土に応じた木造建築技術を活用し、伝統的な住文化を継承しつつ、現行の省エネルギー基準では評価が難しい環境負荷低減対策等により、長期優良住宅又は低炭素住宅と同程度に良質な住宅を建設する事業で、モデル性、先導性が高いプロジェクト(「気候風土適応型プロジェクト2019」)を支援するもの。
補助率は、補助対象費用の2分の1。補助限度額は、建設工事費全体の10%または100万円/戸のうち少ない額、など。応募期間は、7月22日〜9月2日(消印有効)。採択事業の公表は11月予定。
「省CO2先導型」は、省エネ・省CO2とあわせて、健康、災害時の事業継続性、少子化対策等に寄与する取り組みの普及啓発を図るため、省エネ・省CO2に係る先導的な技術を導入した住宅・建築物のリーディングプロジェクト(「省CO2先導プロジェクト2019」)を支援するもの。「一般部門」(建築物(非住宅)、共同住宅、戸建住宅)、「中小規模建築物部門」(非住宅)、「LCCM住宅部門」(戸建住宅)の3部門で募集する。LCCM住宅部門は、第1回募集で応募していない事業者が対象となる。
補助率は、補助対象費用の2分の1。補助限度額は、1プロジェクトあたり原則5億円、など。応募期間は、8月2日~9月18日(消印有効)。8月5日から全国2会場で参加費無料の説明会を開催する。採択事業の公表は11月予定。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。