NPO法人健康住宅普及協会は、住宅内で試料採取により安価で容易にVOCやカビ・ダニの含有量を測定する検査法を学ぶ研修会を9月28日から30日までの3日間、東京で開催する。
研修2日目の29日は、シックハウスの原因となるVOCやカビ・ダニの室内空気中の含有量を、「パッシブサンプラー法」により試験体を設置して検査する方法を習得。今回は新たに室内換気量の簡易測定や放射性物質検査法もメニューに追加した。
さらにこれらの検査結果を健康住宅の営業にどのように位置づけるか、についても講義を受ける。
講義終了後はレポートを提出してもらい、修了者には「室内空気質環境検査員証」を発行する。
1日目と3日目は、開催中のジャパンホームショーを見学するほか、オプションで換気システムの施工現場の見学も行う。
研修会場は東京都中央区にある新富区民館。研修費用は、NPO会員が1万5000円/人、会員外が2万円/人。宿泊はは各自手配が必要。
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