ユニテハウス、ＦＣ加盟店２００ 社 ５０００ 棟体制めざす

　クリエイト礼文（山形市）は、同社ブランドの「ユニテハウス」のフランチャイズ（ＦＣ）の全国展開を強化し、ＦＣ加盟店２００社、年間施工棟数５０００棟体制を、ここ数年でめざすことを明らかにした。現在は加盟店３０社、年間９００棟を提供している。

　ユニテハウスのＦＣ戦略は、６月全国放映のテレビ番組で紹介され、注目を集めた。全国からの工務店等の問い合わせ数は６月３０日～７月１９日現在で、３３８件あったという。７月２４日のＦＣ説明会は満席状態。８月９日は若干空席がある。

　説明会では、エリア設定など新たな要件について紹介する予定。イニシャルコストは、ＦＣ加盟金３００万円、開業支援費５０万円、研修費５０万円となる。　

　テレビ出演していたＦＣ加盟会社のときめきハウジング（福井市）は、もともとウエディング業を営んでいたが、住宅はゼロからのスタート。２０１２年に開業し、２０１８年度の施工棟数は注文住宅および分譲住宅含め年間受注棟数６０棟にまで拡大した。すべてユニテハウスを提供している。２０代３０代の一次取得層に向けて土地付き注文住宅および建売住宅を提供。「なによりもデザインが女性ユーザーに好評で、細かな説明をしなくても契約に結び付いている」と同社担当者は語る。施主は主にホームページから福井市内のフリーペーパーを見かけてやってくるという。