アキュラホーム(東京都新宿区)は、2030年以降も勝ち続け、日本一のビルダー集団をめざすことができる先導役工務店のネットワーク「スマートアライアンスビルダーメンバー(SABM)」を、9月1日に設立する。プレオープンは8月1日となる。現在、アキュラホームが運営している永代ビルダー塾(入塾150人)を進化統合させ、新たなネットワークにしたもの。初年度(2020年2月末まで)の会員数20社をめざす。会員要件は今後明らかにする。
全国工務店ネットワーク「ジャーブネット」(主宰:アキュラホーム、東京都新宿区)で成功している工務店経営者の経験・ノウハウを出し合い学び合うプラットフォーム(場)を提供する。アキュラホームの人材・人脈・モノ・カネ・情報・技術・ノウハウを活用することができる。SABM独自の商品やブランドを共有しつつ独自性、地域性を生かしたネットワークを活用することで、工務店会員は年間棟数30棟、営業利益10%、自己資本比率40%をめざす。
年間住宅供給棟数のみならず、住宅の品質等を含め、日本一のビルダー集団になるため、同ネットワークでは、(1)アキュラホーム宮澤社長の経営ノウハウ伝授(2)工務店独自の住宅を開発できるアキュラシステム「令和バージョン」の研修(3)時代に即した商品ノウハウと新技術の提供やSABM商標の共有(4)住宅建材等の戦略的連携購買(5)良いものを売る施工、品櫃管理ノウハウ提供(6)安心訴求のブランド戦略-を行っていく計画。
工務店会員の成長を加速させ、さまざまな挑戦を促進するSABM事業資金バックアップ制度をスタートする。既に2018年には、アキュラホームと福工房(静岡県藤枝市)が業務提携し、1億円の事業資金をバックアップ。株をわたすことなく、担保なしで3年後一括返済。初年度のバックアップ制度予算は1億円。
全国工務店ネットワーク「ジャーブネット」は、2018年度会員数192社で年間注文棟数6045棟。ジャーブネットは独立自営の個々の商品ブランドを持つ工務店ネットワークであるが、SABMは同じ商品ブランドを持つ工務店ネットワークになる。
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