総合マーケティングビジネスの富士経済(東京都中央区)は7月9日、人手不足など社会問題の解決・改善策として注目されるリモートモニタリング(遠隔監視)の国内市場についての調査結果をまとめた「2019年版リモートモニタリング関連技術・市場の現状と将来展望」を発表した。
住居分野(住宅設備、家電、住宅建材/エクステリア、ホームセキュリティサービス、ウォーターサーバー、宅配ボックス)のリモートモニタリング有償サービス市場規模は、2018年に前年比4.6%増の1251億円(見込)、2030年には2017年比54.6%増の1852億円に拡大すると予測する。
同調査によると、住居分野はホームセキュリティサービスを中心に市場が展開される。IoTの進展により大量のデータ収集が可能となることから、家庭向けサービスの展開を検討するプレーヤーも多く、有償サービスに加えて無償サービスの展開が期待される。
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