LIFULL(東京都千代田区)は7月3日、地方型シェアサテライトオフィスと宿泊施設を持つ共同運営型コミュニティ「LivingAnywhere Commons(LAC、リビングエニウェアコモンズ)」の運営を本格始動し、コミュニティメンバーの募集を開始した。今回、遊休不動産を活用した拠点を、会津磐梯と伊豆下田にオープン。多様な人材の交流を通じて、技術やアイデアを共創していくという。
LACは、自宅やオフィス等、場所に縛られないライフスタイル「LivingAnywhere」を実践するコミュニティで、メンバーは拠点の共有者として、全国の拠点を好きな時に利用することができる。各拠点には、地域に精通したコミュニティマネジャーが常駐。メンバーである企業人やフリーランスだけでなく、地域の企業や行政などとも交流を図っていく。
メンバーには、スタートアップ企業や研究機関等も募集。今後拠点に導入されるさまざまなサービスに触れることができ、多種多様な人材が集まる場を自社サービスの「実験場」として活用できる。
会費は、個人メンバーが月額2万5000円、法人メンバーは5万円から。ビジターは1日6000円、1週間3万5000円で利用できる。2023年までに、全国の遊休施設を活用して100拠点を展開していく予定。
7月22日から28日には、LACの拠点でビジター利用を体験できる「オープン Commons」を開催する。
「LivingAnywhere」は、一般社団法人Living Anywhereが「自分らしくを、もっと自由に」をテーマに推進している。
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