自然エネルギー関連事業のネクストエナジー・アンド・リソース(長野県駒ヶ根市)は、東京ガス(東京都港区)と6月28日に資本提携し、太陽光発電および蓄電池等の分散型エネルギー資源の高度利用のためのIoTプラットフォーム制御システムの共同開発契約を締結した。
同社は、2003年の設立以来、太陽電池モジュールなどの関連部材の開発・販売から発電設備の建設・保守管理まで、太陽光発電を総合的にサポートする事業を展開してきた。東京ガスは、創立130年以上の歴史を持ち、都市ガスの製造・供給・販売等を主力事業とし、再生可能エネルギー分野においても積極的なアライアンス、IoT・AI・モバイル化やビッグデータ活用等デジタル技術を活用したイノベーションの創出に取り組んでいる。
資本提携や共同開発を通じ、IoTを活用したデータ解析技術や高速化技術に同社が創業から10年以上かけて蓄積した太陽光発電関連データを組み合わせることで、分散型エネルギー資源の価値を最大化するIoTプラットフォームの構築を加速する。
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