野原ホールディングス(東京都新宿区)は7月、アートと吸音パネルを一体化した「サウンドマイルド ArT(アート)」を発売する。
仕切りのないオープンスペースや、ガラス張りの会議室などは、反響音(エコー)と残響音(もとの音とエコーが一緒になって空間に残る)を引き起こし、会話を聞き取りにくくしているという。
新商品は、表面に空いたピンホールと芯材のグラスウールで吸音効果を発揮し、声の余分な響きを吸収するもの。500Hz以上の音の残響時間を半減させ、声の聞き取りやすさを向上する。
マグネットによる施工に対応し、着脱、後付けが可能。空間に合う色柄をカスタマイズしてつくることができる。
450mm角が4万3000円(2枚単位)、900mm角が6万円。
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