大建工業(大阪市)は、東京都内を中心にリフォーム事業を展開するリフォームキュー(東京都品川区)の全株式を取得し、子会社化したと発表した。
大建工業では、2015年に長期ビジョン「GP(グロウプラン)25」を策定し、公共・商業建築分野、海外市場、住宅リフォーム市場を今後拡大すべき重点市場と位置づけてきた。事業面では、素材事業と建材事業に加え、公共・商業施設やマンションの内装工事を中心に空間づくりを手掛けるエンジニアリング事業の拡大を目指している。中でも、住宅リフォーム市場におけるエンジニアリング事業には、マンションリノベーション事業のパックシステム(東京都品川区)を子会社化するなど力を入れてきた。今回、中小ビルまで幅広くリフォーム事業を展開するリフォームキューを子会社化することで、この分野でのさらなる事業拡大を図る。さらに、工事能力と工事領域が大きく拡大することから、同社工事体制を再編・最適化し、エンジニアリング事業全体の拡大にもつなげる計画とする。
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