LIXILの高性能パネル工法「スーパーウォール(SW)工法」による住宅を供給する工務店の全国ネットワーク「全国SW会」(会長:岩田雅之フォレスト・オオモリ代表取締役)は6月28日、都内で「2019年 全国SW会年次大会」を開催した。大会では、会員の供給棟数を2019年度に2000棟とする目標を再確認。岩田会長は、「現在、目標である2000棟に着実に進んでおり、達成ペースに乗っている」と述べ、量を伴わない質の向上はないとして、2000棟、4000棟へと施主も巻き込みながら、「みんなで作り上げていく」ことを強調した。
2018年4月にブランディング強化の方針を明確に打ち出し、同年秋にブランディング強化策の一つとして「SWアンバサダー制度」を創設した。同制度は、実際にSW工法で建てた家に住んでいるオーナーがアンバサダーとなり、自宅の見学会やセミナー等、様々な機会を通してSW工法の家の住まい心地を伝えていくというもの。SWアンバサダーは、いわば、スーパーウォールを応援する大使で、6月27日現在で、1451組の家族がアンバサダーとして活動している。
岩田会長は、「供給棟数を伸ばすには、(SWアンバサダーの)登録数が絶対に必要」とし、発足して数カ月でのこの登録数に「SW工法だからこそなしえた数字」と自信をのぞかせつつ、さらに「登録組数1万組を目標にしたい」と力強く語った。
大会には全国から工務店を中心に約850人が参加した。SW会は、現在487社が加盟。2018年度の供給実績は1564棟。累計で4万7000棟を供給している。
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