タイニーハウスやモバイルハウスのメディア運営、動産活用による遊休地や暫定地の企画・開発を手がけるYADOKARI(横浜市)は7月1日、日本中の使われなくなった空き家物件を「100均物件」として掲載し、利用者とマッチングするプラットフォーム「空き家ゲートウェイ」を開設した。空き家活用のプラットフォーム「カリアゲJAPAN」を運営するあきやカンパニー(東京都渋谷区)と連携して展開するもの。
「空き家ゲートウェイ」では、「空き家の100均物件」として「100円物件」と「100万円物件」の2つの金額帯に絞り、物件情報を掲載。活用したい人からの問い合わせを受け付ける。所有する空き家が「空き家ゲートウェイ」に掲載可能かを判断する物件査定ページ「カンタンゲートウェイ」も用意する。
また、空き家の有効活用事例や有益な情報、全国にある「空き家の100均物件」の記事に加えて、コラムや特集インタビュー記事、世界の空き家事例キュレーション記事も更新予定。空き家のネガティブな印象をポジティブで未来を感じさせるものへと変え、不動産価値がないと思われている物件に新たな価値を提供することを目指す。
そのほか、ウェブ上のプラットフォームだけでなく、空き家の情報をわかりやすく伝えるイベントも開催する。東京、神奈川近郊で空き家マッチングイベントを開催するほか、空き家・建築・不動産・住まいや暮らしにかかわる有識者や各世代のオピニオンリーダーを迎えるスペシャル対談イベントも開催する予定。
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