オンライン住宅ローンサービス「モゲチェック」を運営する、MFS(東京都千代田区)は7月1日から、購入物件を決める前に住宅ローン借り入れ可能額を証明するサービス「モゲパス」の提供を開始した。
これまでの住宅購入では、住宅ローンの申し込みが購入物件決定後になるため、自身がどれくらい住宅ローンを借りられるかが分からず、予算を立てにくかったり、結局住宅ローンの審査が通らず、また一から物件探しをすることになったりと問題があった。同サービスでは、MFSで媒介を行った1000件以上の住宅ローン審査結果を分析し、約90%という高い精度で借り入れ可能額判定を可能に。可能額を証明する「モゲパス」を発行し、不動産会社へ送客する。
今後1年間で2000件のモゲパス発行を目指し、GA technologies(東京都港区)とコンドミニアム・アセットマネジメント(東京都中央区)の両社と提携を開始する。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。