国土交通省が6月28日発表した5月の新設住宅着工戸数は、前年同月比8.7%減の7万2581戸で2カ月連続の減少となった。持家は増加したが、貸家と分譲住宅が減少した。季節調整済み年率換算値は、前月比3.3%減の90万戸。
利用関係別戸数は、持家が2万4826戸、前年同月比6.5%増で8カ月連続の増加となった。貸家は2万6164戸、前年同月比15.8%減で、9カ月連続の減少。分譲住宅は2万1217戸、同11.4%減で2カ月連続の減少となった。マンションは9165戸で2カ月連続の減少、一戸建て住宅は1万1899戸で前年同月比はマイナス0.4%の微減で6カ月ぶりに減少に転じた。