デコス(山口県下関市)は7月1日、セルロースファイバー断熱材「デコスファイバー」にて、一般社団法人産業環境管理協会(東京都千代田区)が運営する「エコリーフ環境ラベル」を取得し情報を公開した。建築用断熱材としては日本初という。
エコリーフ環境ラベルは、原料から製造、施工までの製品の全ライフサイクルにわたって、LCA(ライフサイクルアセスメント)手法による定量的な環境情報を開示するもの。今回、「吹込み用セルロースファイバー断熱材」PCR(製品分類別基準)に基づく算定結果に対する外部検証を受け、タイプIII環境宣言(EPD・ISO14025)として情報開示を行う。詳細はこちら。
エコリーフ環境ラベル取得建材は、製品の適正な使用・廃棄・リサイクル情報など、建材の客観的な環境情報が入手できるため、建築物の施主や工事業者がグリーン調達のための判断材料にすることが可能。ISO21930に準拠した上で取得した「デコスファイバー」は、米国グリーンビルディング協会が管理するLEED認証(建築物環境性能認証システム)の加点項目対象建材となる。
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