永大産業(大阪市)は、NPO法人FAIR ROAD(大阪市)が開催するセミナー「みんなで学校を考える~地域で支える学校づくりプロジェクト2019~」に参加、講演を行っている。
5月に大阪市内で行われた「第1回みんなで学校を考える」では、公立小中学校の統廃合による地域への影響について講演を実施。同社は、高齢者施設など非住宅市場の開拓に取り組んでおり、これまで収集したデータ等をもとに「学校の廃校が子育て世代の転入を阻害し、高齢化を加速させる可能性がある」と問題を提起。解決策として「学校に地域住民が多目的に利用する施設をつくるなど複合化することが重要」だと提案した。
同社は、同セミナー(全6回)において、今後も引き続きデータに基づいた問題提起と解決のための提案を行い、同法人への協力を継続していくという。
同法人は、さまざまな事情で身の置き所のない生徒たちのために、学校内に居場所をつくろうと活動。セミナーでは少子化で学校の統廃合が進むなか、学校の存在をさまざまな視点から見直していくという。
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