放射冷暖房(結露許容型)の評価規格統一と業界発展をめざして、日本放射冷暖房協会が7月1日に発足する。6月26日に設立説明会が行われ、関連メーカーなど40人が参加した。
日本放射冷暖房協会の会長であり代表理事となるエコミナミ(東京都稲城市)の佐藤央社長は、「放射冷暖房の快適性や省エネ性を安全に届けるため、設置工事会社や放射パネルおよび熱源機メーカーが知見を持ち寄り、進化する高断熱住宅に必須となる製品提供を目指す」と設立趣旨を語った。
性能評価方法の標準化に向け、業界統一規格を定め、JIS化をめざす。放射冷暖房効果の見える化に向け、国土交通省のWEB計算プログラムの組み込みを目標にする。普及に向けホームページやセミナー活動、展示会出展を通じ、協会認知を拡大する。
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