大建工業(大阪市北区)は、2018年10月に開設した研究開発拠点「DAIKEN R&Dセンター」が、優秀な照明施設を表彰する「2018年 照明普及賞(主催:照明学会 照明普及分科会)」を受賞した。同施設の設計・施工を行った竹中工務店との共同受賞である。
同センターは、ステークホルダーとの対話や市場の声をアイデアにつなげる場として、岡山工場敷地内に開設した研究開発拠点。全ての照明にLED器具を採用し、センサーによる調光システムで省エネルギー化を図っているほか、場所ごとに照明手法や色温度を設定し、明るさを保ちながらリラックスできる空間としている。照明設備が単なる機能性・省エネ性だけでなく、新たな価値創造の発信と知的生産性の向上、そこで働く人のコミュニケーションの醸成に貢献し、コンセプトである「オープンイノベーションの創出」を体現している点が評価された。なお、表彰式は6月14日に東京大学伊藤国際学術研究センター伊藤謝恩ホールで行われた。
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