工務店モデルハウスの民泊運用支援プロジェクトが始動

　Ｄ－Ｇｒｉｐシステム（東京都新宿区）は、住宅業界関連企業８社と連携して、工務店モデルハウスの民泊運用を支援する「モデルハウス民泊運用プロジェクト」を立ち上げた。民泊マッチングサイト大手のＡｉｒｂｎｂとパートナー契約を締結、エアトリステイと業務提携して、工務店や地域ビルダーのモデルハウスを使った民泊事業を支援する。

　連携するパートナー会社は、アイジーコンサルティング、オクト、カーサ・プロジェクト、サンプロ、鈴三材木店、ＦＡＮＦＡＲＥ、ＬＩＦＥ ＱＵＡＲＴＥＴ、ラン・リグの８社。各社は自社の得意分野を生かしてプロジェクトを広げていく。

　工務店のモデルハウスは、稼働期間中でも平日は来場者が少ないため、閉めていることが少なくない。同プロジェクトでは、この空き時間を民泊運用することで、収益化を提案していく。モデルハウスの運営費負担を民泊の収益で軽減することで、小規模な工務店のモデルハウス展開を支援していく考えだ。

　モデルハウス民泊運用プロジェクトの事業説明会が７月１７日から、全国５カ所で開催される。説明会の詳細は同プロジェクトのホームページで。