寺田倉庫(東京都品川区)が運営する建築倉庫ミュージアムは、7月20日から10月14日まで企画展「構造展 -構造家のデザインと思考-」を開催する。
構造家は、建築家のイメージする空間を実現するため構造システムを検討し、意匠・計画・設備・施工の各種与件に対して技術を応用。思想をもって構造をデザインしている。同展覧会では、1950年代から現代までの構造家50人の思考とデザインに焦点をあて、60作品70点以上の資料を展示。構造システム・構造デザインにまつわる模型や図面、プロセスや思考がわかるスケッチや映像などから、日本の建築を支える構造家の多様な美学や感性を体感することができる。
展示される構造家と作品は、内藤多仲(東京タワー)、武藤清(霞が関ビルディング)、坪井善勝(国立代々木競技場)など。会期中は、出展構造家によるギャラリートークなど、さまざまなイベントも開催予定。
入場料は一般3000円、大学生・専門学校生2000円、高校生以下1000円。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。