群馬県太田市は、同市内の戸建て・集合住宅に低価格で太陽光発電パネルを供給するための新プロジェクトをこのほど開始した。
群馬県太田市は全国でも有数の日照量を誇る地域として知られる。同市が出資する一般財団法人「地域産官学連携ものづくり研究機構」が太陽光発電システムを一括で大量購入し、戸建て所有者に販売する。8月15日から24日まで行われた第一募集でのシステム価格は3・6kWパックが133万3500円(税込)。
集合住宅所有者は同機構と10年間レンタル契約を結び、11年目に無償譲渡を受ける。システム価格は最大公称出力8kWで250万円程度。募集は10月以降に開始される予定。
システムは、昭和シェル石油の100%子会社、ソーラーフロンティアが供給するCIS薄膜太陽電池を採用する。
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