京セラ(京都市)が2030年度に向けて設定したグループの環境目標のひとつである温室効果ガス削減目標が、国際的な環境団体であるSBTイニシアチブの「SBT(Science Based Targets)」認定を取得した。
SBTイニシアチブは、科学的根拠に基づいた温室効果ガス削減目標の設定を推進することを目的に環境情報の開示に関する国際NGOのCDP、国連グロー バル・コンパクト、WRI(世界資源研究所)、WWF(世界自然保護基金)の4団体により、2015年に設立。世界で約550社の企業がプログラムに参加し、約200社が認定を取得している。
京セラグループでは、2030年度温室効果ガス排出量を2013年度比30%削減する新たな目標を2018年12月に設定して温室効果ガス削減に取り組んでいる。生産活動における再生可能エネルギー導入比率の向上を図るため、再エネの2030年度導入量を2013年度比10倍にする目標を定めている。
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