FURUEL(大阪市)は、リフォーム工事の見積もり・契約・工事管理・支払管理までをウェブ上で完結できるクラウドサービス「REMODELA」を7月1日に開始する。専門的で分かりづらいリフォームの内容を「見える化」し、クラウド上で依頼者と職人が直接つながることのできるサービスを提供する。
同サービスでは、リフォーム依頼時に部屋の図面データを貼り付けるだけで立ち会いは不要。高画質の360度カメラで撮影した写真を提供するため、現地に行かなくても部屋の状態を確認することができる。工事のやり取りも、電子契約やチャット機能で細かい契約内容の証跡を残すことが可能になった。ITによりコストを削減することで、今までのリフォーム費用をおよそ20%削減することができるとする。
初回版リリースでは、賃貸マンションの原状回復リフォームを想定し、ユーザーをマンションオーナーや不動産管理会社に限定。リリース当初は大阪でサービスを開始し、2019年末頃には東京23区内でのサービス開始を予定している。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。