マイボイスコム(東京都千代田区)はこのほど、16回目となる「マンションのブランドに関するアンケート調査」の結果を発表した。
マンション購入経験者・意向者に対して、マンション購入時の重視点を聞いたところ、「最寄駅からの距離」が68.4%で最多だった。次いで「生活環境の利便性(買い物、教育など)」「日当たり・採光」「間取り」が各6~7割で続いた。重視点の多くで女性の回答数が男性を上回り、「日当たり・採光」「住居の向き(南向き、北向きなど)」「地域の治安」「間取り」「収納スペース」などは特に男女差が大きくなった。
価格や間取り、仕様や立地などの条件がほぼ同じと仮定した場合に「一戸建て」と「マンション」のどちらに住みたいかを全員に聞いたところ、「一戸建て」が52.8%、「マンション」が21.3%だった。「一戸建て」の回答は男性の方が多かった。また、北陸、中部、中国、四国の回答者は「一戸建て」が各60%台と高かった。
「一戸建て」に住みたい理由を聞いたところ、「庭を造ることができる」「駐車場代がかからない」「管理組合などのわずらわしさがない」がそれぞれ4割で上位となった。「マンション」に住みたい理由では、「セキュリティが充実している」「設備のメンテナンス・清掃などの負担が少ない」「機密性、断熱性が高い」「設備(床暖房や浴室乾燥機、宅配ボックスなど)が充実」が各4~5割で上位だった。
そのほか、マンションブランドの認知度を調べたところ、全体では「ライオンズマンション」が5割強、「プラウド」「ザ・パークハウス」が各3~4割となった。
同調査は5月1日~5日に実施したもの。回答数は1万312件だった。
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