NTTスマイルエナジー(大阪市)は6月4日、太陽光発電と蓄電池に対応した、電力の自家消費型ライフスタイルを実現するサービス「ちくでんエコめがね」の販売を開始した。CO2の排出を抑え、電気代削減や災害対策にも役立てられる。
同サービスは、スマートフォンやタブレットから簡単に太陽光発電の自家利用状況を確認できるもの。太陽光の発電量、蓄電池への充放電量、売電量と家庭内電力消費量データをもとに、太陽光の自家利用率を表示する。加えて、これまでエコめがねで蓄積した5万件以上の発電量データと、利用者の消費パターンの予測や天候・気温データを活用し、蓄電池のAI制御を行う。
販売事業者に対しては、オーナーの設備情報の一元管理が可能な「ちくでんエコめがねi」を提供。保守・管理をサポートし、異常発生時には販売会社にメール通知も行う。
今後、ちくでんエコめがねに接続可能な蓄電池メーカーの拡大、エコキュートなどの外部接続機器の拡大といった機能アップデートにより、利便性の向上やVPP対応による付加価値提供を図るとする。
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