HomePLAZA総研(東京都港区)は、東日本大震災から半年経過した消費者心理を知るため、住宅購入検討者100人に住宅購入の「決め手」と「妥協点」について調査した。
「住宅購入の決め手」を聞いたところ、1位「物件の価格」、2位「物件の間取りや広さ」、3位「建物の地震対策」と続いた。震災後、土地の液状化が問題視された影響を受けてか、8位には「建物が建つ土地の地盤の良さ」がランクイン。
一方、「妥協できる点」としては、「入居時期」「キッズルームなどの共用設備」「オール電化」が上位に。9位に「高層(タワー)マンション」、10位に「住戸からの眺望」がランクインしたことについて同社では「地震時に緊急停止したエレベータの復旧作業が難航したことが報道されたため、その影響が考えられる」と分析している。
調査はインターネットで行い、「住宅購入の決め手」「妥協できる点」各50項目のなかから1位~5位までを選択してもらった。
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