すてきナイスグループ(横浜市)は、5月30日開催の取締役会で新役員体制を内定した。6月27日開催予定の第70回定時株主総会に役員選任議案を付議する。
新体制では、現・ナイス取締役常務執行役員木造ゼネコン事業本部長兼資材事業本部副本部長の大場浩史氏が取締役に就任するほか、社外取締役に小久保崇氏(小久保法律事務所 代表社員 弁護士)と濱田清仁氏(よつば総合会計事務所 パートナー 公認会計士・税理士)、社外監査役に中川秀宣氏(TMI総合法律事務所 パートナー 弁護士)と野間幹晴氏(一橋大学大学院 経営管理研究科 教授)が加わる。
新体制発足に伴い、現体制で取締役を務める倉迫益造氏、大野弘氏、五十君康幸氏、高浜和彦氏、社外取締役の大平浩二氏、横田純典氏、監査役の高島章生氏、社外監査役の髙田恒氏、渡部直樹氏が退任する。いずれも任期満了に伴う退任となる。
そのほか、同社は5月16日の証券取引等監視委員会および横浜地方検察庁による調査を受け、「第三者委員会」(委員長=日野正晴氏=日野正晴法律事務所 弁護士)の設置を同取締役会で決議した。当局および「第三者委員会」による調査に全面的に協力し、「第三者委員会」による調査報告書を受領次第速やかに開示する考え。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。