パーク・コーポレーション(東京都港区)の空間デザインブランド「parkERs(パーカーズ)」は、パソナ・パナソニック ビジネスサービス(PBS:大阪市)とトヨタ自動車(愛知県豊田市)が開始した“植物と共生する空間が人間にもたらす効果”の共同研究に協力したと発表した。
パーカーズは、共同研究における植物の選定、空間デザイン・空間設計などを担当。トヨタ自動車未来創生センターが保有する太陽光型環境制御温室(バイオトロン)内の複数の実験空間の製作などに携わった。
“植物と共生する空間が人間にもたらす効果”に関する研究は、“Well―being(人が心身ともに健康に過ごせる状態)”を重視した空間作りにおいて、バイオフィリックデザイン(人工的な環境下で人と自然のつながりを創造し、人の健康と幸福を向上させる空間デザイン)が重要な役割を果たすことを科学的に解明するために行われるもの。バイオフィリックデザイン空間における定量的な設計指針の確立や、同空間が人に与える影響の評価などが主な研究テーマ。PBSが展開する、COMORE BIZ(コモレビズ)事業のさらなるサービス向上を目的とする。
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