住宅FCを手がけるシャルドネ・オフィス(愛知県丹羽郡)はこのほど、2017年8月末に廃業した高級家具メーカー「シャルドネ」から商標権を買収し、「シャルドネホームFC本部」を立ち上げると発表した。
旧シャルドネの住宅部門「シャルドネホーム」では、家具屋としての強みを生かした木製のオリジナル家具やオリジナルキッチンにインテリア・照明・カーテンなどを取り入れたトータルコーディネート提案でユーザーの支持を得てきた。新FCではそれらを生かしながら、旧「シャルドネ」のコンセプトでもあった「家具から作る家づくり」をモットーに、インテリアに重きを置いた住宅設計を行う。
同社代表の小松社長は、「10棟を本気で建てる工務店を募集したい」とFC加盟の募集活動を5月から本格的に始動した。地域に根付いた少数精鋭の工務店、家具屋、不動産会社などをメインとしたネットワーク構築を目指す。「インテリアを通じて『住むを楽しむ』人を増やすために、今年中には加盟店を15社に増やしたい」(小松社長)。
現在、新FC加盟店として2社が決定しており、そのうちの一社であるトータルオフィス(愛知県丹羽郡)では岐阜県多治見市に新作の規格住宅(モデルハウス)の建設を予定している。
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