シャープ(堺市)は5月22日、AIでクラウド蓄電池の充電を制御するクラウドHEMSの新サービス「COCORO ENERGY」の提供を7月31日から開始すると発表した。
同サービスは、クラウド上のAIが翌日の太陽光発電システムの発電量および余剰電力量を予測。夜間に蓄電池を充電する際に、予測した余剰電力量分を空き容量として残しておくことで、翌日の余剰電力をより効率的に蓄えられるようにするというもの。各家庭の電力使用状況から消費電力量を推計し、余剰電力量を予測するため、電気代削減に貢献するとともに、発電した電気を効率的に自家消費することができるという。
スマートフォンなどから遠隔操作が可能な住設機器として、今回新たにYKK APの電気錠やリンナイのガス給湯器、ハイブリッド給湯器に対応。外出先から、玄関鍵の施錠や風呂のお湯はり操作が可能となった。
同サービスは、同社のスマートホームサービス「COCORO HOME」のスマートフォンアプリとも連携が可能。太陽光発電システムの発電量や消費電力など、家庭のエネルギー情報を簡単に確認できる。
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