住宅展示場協議会および一般財団法人住宅生産振興財団が5月17日発表した4月の住宅展示場の来場者組数(※)は、35万4311組、対前年同月比でマイナス11.78%と9カ月ぶりに減少した。
エリア別では、北海道、中国・四国エリアを除く6エリアが来場減となった。特に関東、近畿といった大型商圏が2ケタの大幅減となった。住宅展示場協議会では減少の要因の一つとして、3月にハウスメーカーを中心に増税前の「駆け込み」傾向がみられたことによる反動減を挙げている。また今年のGWが10連休となったことで、「消費者のマインドが住宅に向きづらかったのではないか」(同担当)ともみている。
各エリアの来場者組数及び前年対比は以下の通り。
北海道:1万14組(対前年同月比7.97%増)、東北:5425組(同16.74%減)、関東:17万8877組(同12.05%減)、信越・北陸:5877組(同7.04%減)、東海:8万2608組(同4.48%減)、近畿:6万1095組(同20.56%減)、中国・四国:2696組(同10.36%増)、九州・沖縄:7719組(同25.10%減)。
※数字は住宅展示場協議会に加盟する住宅展示場における数字
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