林野庁が3月30日に発表した2010年の木材輸入額は9160億円で、前年比13%増だった。丸太、製材、合板、集成材、木材チップのすべての品目で輸入量、輸入額ともに前年から増加した。
品目別では、丸太は輸入量が同15%増の476万m3、輸入額が同15%増の880億円、製材は輸入量が同15%増の642万m3、輸入額が同14%の2018億円、合板は輸入量が同8%増の265万m3、輸入額が同15%の1242億円、集成材は輸入量が同23%増の69万m3、輸入額が同23%増の338億円、木材チップは輸入量が同16%増の1212万トン、輸入額が同11%増の2194億円だった。
第1位の輸入先国は中国で木材輸入総額の14%を占めた。
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