ミサワホーム(東京都新宿区)は5月13日、2019年3月期の決算説明会を都内で開催した。販売戸数は前年度より減少したものの、一棟当たりの販売単価が上がり、また、まちづくり事業が進展したことで、2019年3月期連結決算は増収増益となった。
売上高は前期比3%増の3993億円、経常利益は前期比19%増の91億円。特に戸建住宅事業では、センチュリーモノコック構法による木質系工業化住宅の受注が前年比7倍以上の1245棟と好調で単価も221万円アップした。
2019年度はまちづくり事業にさらに注力し、また海外事業も強化する。先日発表されたトヨタホーム、パナソニックホームズなどとの合弁会社では、蓄積された豊富な住まい手の住宅ニーズを新会社での事業企画に生かし、「新しいコネクテッドシティへのまちづくり」を進めていきたいとした。
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