国土交通省は5月10日、2018年度末の建設業許可業者数調査の結果を公表した。許可業者数は前年度比0.7%増の46万8311業者となり、4年ぶりに増加した。そのうち、解体工事業の許可業者数が全体の9.2%に当たる4万3186業者で、前年度に比べて1万3851業者(47.2%)の大幅な増加となった。
解体工事業の許可業者数は、2016年6月1日時点でとび・土工工事業の許可を受けている業者で、解体工事業に該当する事業を営んでいる場合、2019年5月31日までの間に限り、解体工事業の許可を受けずとも当該事業を営むことができることを受けて増加したとみられる。
そのほか、業種別の許可業者数では、「とび・土工工事業」が16万8691業者(許可業者の36.0%)で最も多かった。次いで「建築工事業」=15万1188業者(同 32.3%)、「土木工事業」=13万323業者(同27.8%)が続いた。
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